玉造温泉(たまつくりおんせん)は、島根県松江市玉湯町玉造(旧出雲国)にある温泉。
『枕草子』で三名泉とされ、規模、歴史ともに県下随一、城崎温泉や皆生温泉や三朝温泉らと共に山陰を代表する温泉地である。
清巌寺の「おしろい地蔵さま」が美肌祈願で知られる。「おしろい祈願札」にお願い事を書いて吊るし、自分の肌の気になる部分と同じところにおしろいを塗る。手を合わせて祈願することで美肌が得られるとうい。
また、玉造温泉街の中心を流れる「玉湯川」には勾玉の形をした「勾玉島」がある。この勾玉島の中心に、勾玉づくりに使われる青めのうの原石「しあわせ青めのう」がある。滅多と触れることのできないパワーストーンである。日速神社の双葉ガシは幸運を呼ぶ不思議な葉っぱだという。
また、玉造温泉街から車で数分の小高い丘の上には報恩寺があり、松江の裏鬼門にあたり松江藩主も通った祈願寺だったという。
玉造温泉郷のパワースポット・見どころ
宮橋(恋叶橋)
玉造温泉街の真ん中を流れている、玉湯川にかかる真っ赤な橋。この橋で、目の前にある玉作湯神社の鳥居を入れて写真を撮ると恋の願いが叶うと言われています。
玉作湯神社
玉作湯神社(たまつくりゆじんじゃ)は島根県松江市玉湯町玉造にある神社。
櫛明玉神、大名持神、少毘古那神の三柱を祀り、合殿に五十猛神を祀っている。
玉作湯神社の境内には、触って祈れば願いが叶うと言われる「願い石」がある。
正面の鳥居をくぐってすぐ左手の社務所に2cmほどの「叶え石」がおいてあり、この石を本殿横にある「願い石」にあてて願い事をする。縁結びのパワースポットで、女子力アップのご利益があるとされています。
湯閼伽の井戸(恋来井戸)
もとは、湯薬師堂に供える水を汲み上げる神聖な井戸でした。しかし水道の普及に従い使用されなくなり、現在は「恋来井戸」として、恋のパワースポットになっています。「恋叶の素」というエサを購入し、川にエサを投げると、鯉(恋)が現れて、鯉(恋)が近づくと言われています。
おしろい地蔵さま(清巌寺)
「おしろい地蔵さま」がたたずむのは、清巌寺(せいがんじ)の境内。美容のご利益があるとされています。
その昔、顔面のアザに悩んでいた和尚さんが、このお地蔵さんにおしろいを塗って祀ったところ、アザが綺麗に治ったことから、このお地蔵さんに祈願すれば美人になると言われるようになりました。
まず「おしろい祈願札」(顔のイラストまたは全身のイラストが描かれてあります)を購入し、自分の肌の気になる部分に色鉛筆で色を塗り、奉納します。
そして「おしろい地蔵さま」の、自分の肌の気になる部分に筆でおしろいを塗って、美肌を祈願します。
湯薬師広場(たらい湯)
湯薬師堂のすぐそばにある広場。こちらには「たらい湯」があり、”美肌の湯”として人気がある玉造温泉の掛け流しの源泉を、持ち帰ることができます。
しあわせ青めのう
玉造温泉街の中心を流れる玉湯川に、勾玉のかたちをした小さな島があります。この島の中心には「青めのう」の原石があり、この石にふれると幸せが訪れると言われることから、”しあわせの青めのう”と呼ばれています。水量が多い日には水没してしまうので要注意です。
勾玉橋
玉造温泉のシンボルと言える橋。こちらの橋には、玉造温泉の各所にある勾玉の中でも一番サイズの大きい勾玉が4つつけられており、絶好の記念写真の撮影スポットです。これだけ大きな勾玉の前で写真を撮れば、幸せが訪れると言われています。
Info
参考URL | 玉造温泉公式サイト・たまなび |
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住所 | 島根県松江市玉湯町玉造 |
一覧 | 島根県のパワースポット一覧 |
類似のパワースポット
愛媛県松山市:道後温泉
道後温泉(どうごおんせん)は四国・愛媛県松山市(旧国伊予国)に湧出する温泉である。日本三古湯の一といわれる。
古代から知られ、古名を「にきたつ」(煮える湯の津の意)といい、万葉集巻一に見える。
なお、かつてはこの周辺が温泉郡(湯郡)と呼ばれていたが、これはこの温泉にちなむ地名である。伊予国(いよのくに)という名前も湯国(ゆのくに)が転じたものという説がある。
また、その上で舞ったという石は、道後温泉本館の北側に「玉の石」として奉られており、パワースポットとして人気である。縁結びのパワースポットとして有名で、恋愛運アップにご利益があるとされています。